“気付き”を与える企業研修を提供します
社名の由来は「いつまでも成長し、洗練されたい」という志から
社会保険労務士の活動と並行して、これまでに数多くの企業研修、セミナーを手掛けてきた浜田さん。ひと口に企業研修といっても、新人研修や接遇研修、さらに業種やニーズに合わせたオリジナルセミナーなど、そのカテゴリーは多岐にわたります。
もともとは客室乗務員の出身。結婚、出産、育児の期間を経て再び社会復帰を目指すにあたり、社会保険労務士の道を選択しました。
「税理士や行政書士など様々な選択肢を考えましたが、自分なりにじっくり考えた末、学んだ知識と実務が直結しやすい職業だと知り、社会保険労務士を選びました。もともと労働法関係には関心がありましたから、日々、楽しんでお仕事をさせていただいています」
とりわけ研修講師業については、「広い意味で人材を育成する仕事ですので、客室乗務員時代の経験も専業主婦時代の経験も、これまでのすべてが生かせていると思います」と浜田さんは語ります。
ちなみに社名のグロウスリッシュとは、成長を意味する「Growth(グロウス)」に、洗練を意味する「Polish(ポリッシュ)」を組み合わせて作った言葉。
「私自身がいつまでも成長し続けて、洗練された人間でありたいという想いから名付けました。生涯ずっと現役として、やりたいことに取り組み続けたいというのが私のモットーですから」
受講者を飽きさせない工夫を凝らした研修手法
そんなグロウスリッシュが手掛ける企業研修の最大の特徴は、「受講者の方が“寝ない” ことでご好評をいただいています(笑)」と浜田さんは胸を張ります。その秘訣の一端は次の通り。
「受講者の皆さんとの一体感を大切にしています。私が勝手に講義を進めるのではなく、共鳴し合いながら一緒に学んでいくスタンスですね」
たとえばグループ討議やロールプレイング、ゲームを多く盛り込むなど、飽きさせない「参加型」のカリキュラム作りに余念がない浜田さん。その上で――。
「ただ知識を与えるのではなく、気付きを与える姿勢を大切にしています。サービス業の方々を対象とした接遇研修などでも、私自身の経験談やわかりやすい事例を豊富に提示することで、現場で実際にどう動けばいいのかを各自が判断できるように導く工夫をしています」
決して一方通行にならないよう、受講者一人ひとりと心を通い合わせ、短い期間ではあっても最適化した研修が行えるような配慮も欠かしません。そのために浜田さんは、研修に入る前に、徹底した現場調査を行います。
「働いている方の意識、職場の問題点や課題など、アンケート調査を中心にできる限りの情報を事前に集めます。 もちろん、業種・業界の研究についても事前にしっかりと分析し、それを踏まえて最適なカリキュラムを考案しています。使用する教材も毎回、その現場に即した構成にカスタマイズしているんです」
徹底した現場主義。たとえば接遇研修の場合、あいさつひとつを取っても、その現場、その状況に相応しいあいさつというのがあります。豊富な経験と社会保険労務士としての知識を総動員し、受講者の特性にマッチしたカリキュラムを提案した結果、講師と受講者の間に“信頼関係”が生まれ、高い学習効果が得られるのです。
経営者と社員双方がウインウインでいられる職場を目指してサポートしたい!
「講師と社会保険労務士というと、一見全く異なる分野で仕事をしているように思われることもありますが、実は目指すところは同じなんです」
「企業にとって必要な“人財”を育成することは、企業の成長に欠かせないことです。社員が元気でやりがいを持って働いている会社は強いですよね」
浜田さんは、社員がモチベーションを高く持って、プロとしていきいきと働ける職場環境は、社員自身の達成感、満足感を呼び起こし、結果として業績アップにつながっていくと言います。
社会保険労務士として、就業規則などの制度作りをすることも、人をうまく活かすための評価や賃金の制度を考えることも、研修を行うことも、すべてゴールはひとつ! 人が働きやすい環境を作り、社員を育成し、企業の成長につなげることなのです。
ある時は、社会保険労務士として、また、ある時には、研修講師として企業や受講生にかかわっている浜田さんですが、「社会保険労務士として経営者と向き合うときも、講師として受講者と向き合うときも相手が何を要望しているのかということを一番大切にしています。できる限りそれに応えられるように進めていくことが私の役割ですから」と、常に感性をフル回転させて、取り組んでいます。
そして、「やはり、相手が喜んでくださる仕事ができたときが何より嬉しいですね」と。
労働法に関する確かな知識、自身のこれまでの人生経験のすべてを糧に、人を育て、企業を育てることが、浜田さんの掲げる理念です。
(取材年月:2010年6月)